先日の天気予報でこのような記事がありました。
「5月26日(日)9時、フィリピンで台風1号「イーウィニャ」が発生。
台風1号の発生が5月にずれ込むのは2020年以来4年ぶり、統計開始以来7番目に遅い発生です。」
感覚としては「もう台風?」なのですが、統計上では遅いらしく。
よく考えると、自分自身、台風のことについてあまり知らないということにも気づきました。
台風のことをちょっと調べてみると、、
30年間(1991~2020年)の平均では、年間で約25個の台風が発生し、約12個の台風が日本から300 km以内に接近し、約3個が日本に上陸しています。発生・接近・上陸ともに、7月から10月にかけて最も多くなります。
とありました。
根っこの定義もあまりわかっていませんでした。
そこで、台風とは?
大雨を降らせることもある「熱帯低気圧」。このうち、北西太平洋もしくは南シナ海にあって、最大風速(10分間平均)がおよそ毎秒17メートル以上のものが「台風」です。国際的な取り決めでは、最大風速(1分間平均)が毎秒33メートル以上のものを「タイフーン」と呼んでいて、他にも世界各地で熱帯低気圧が発生した場所により、「サイクロン」(インド洋、南太平洋)「ハリケーン」(赤道以北東経180度より東の太平洋、大西洋)と呼ばれています。
この定義をみて思い出したことが。
自分自身、ちょうど20年前の2004年8月、アテネオリンピック開催時期、とある船に1か月乗船し、日本→オーストラリアを往復する仕事(前職)がありました。
その1か月の間に熱帯低気圧に遭遇し、船が沈没するのではないか、というくらいの揺れを体験したことがあります。
この時は乗船人員600人の内、半数が重度の船酔いで起き上がることもできず、ただ寝ているのみでした。
因みに、自分自身は、得意のヤセガマンで船酔いしていないフリでやり過ごしました。
余談はさておきですが、気になるのは
「今年2024年はどうなるか?」
ですが、具体的な予報記事は無く、どの気象予報士も「備えをしよう」のコメントで締めています。
天気予報は難しいのでしょう。
では気象庁は何を考えているか?になりますが
気象庁は「一般的に台風シーズンと呼ばれる時期は夏の後半から秋にかけてなのでいま台風の数が少ないからといって安心できる状況ではない。ことしの夏は梅雨前線に流れ込む湿った空気が例年より多くなるとも予想されているため、早め早めの備えを心がけてほしい」と話しています。
早め早めの備え。いったい何をすればいいのか。
2022年4月25日に「災害の備えと見直し」というタイトルで、エニシアから情報提供をしております。
台風に限らず、地震・津波・火山・土砂災害・竜巻・雪害など、さまざまな災害の備えのヒントになるかと存じます。
2年前になりますが、エニシア髙橋からのコラムもご参考にしていただければ幸いです。
近年世界中で増大している各種災害ですが、地球温暖化を理由としている事例は枚挙に暇がありません。
その地球温暖化となっている遠因は、我々人間の普段の生活であるとも報道されています。
身近なところで言われているのが、毎日のように運転する自動車、火力発電、タバコのポイ捨てによる排水障害から発生する都市型水害など。
日々の暮らしの中で、まず些細なことから何か一つを気をつけることで、もしかしたら甚大な被害を防げるかもしれません。明確な根拠はありませんが。
私は気をつけてまいります。
実は「火事」のみならず、台風などの「風害」も対応する火災保険。
その火災保険が2024年10月に改定される旨が発表されました。
この改定により、ご加入の火災保険の内容によっては、保険料ご負担増につながることになります。
この記事をご覧のお客様におかれましては、ご加入の火災保険の内容点検・見直しの機会にもなります。
弊社での火災保険契約の有無に関わらず、内容点検・見直しのお手伝いは随時しておりますので、この機会にご相談をお寄せください。
データ出典
気象庁HPより
(生命保険協会認定FP 上遠野)