少子高齢化が進む中、介護に対する不安を持つ方は少なくないと思います。
ご自身やご家族の方に介護が必要になったらいろいろと大変そうというイメージは浮かびますよね。
とはいえ、実際にどのような問題が発生するのでしょうか。
この度は、介護に関する問題を3点挙げてみます。
①費用
最初に気になることはお金がかかることですね。
住宅改修費、介護用ベッドの購入費、施設利用料など。
ホームヘルパーによる訪問介護や介護施設等の利用料は継続的にかかってきます。
②公的介護保険の改定の可能性
財政制度等審議会の建議が示した介護分野の主な負担増など
・介護保険の自己負担を原則2割に、または2割負担の対象拡大
・老健施設や介護医療院などの多床室の室料を自己負担に
・要介護1と2の人の訪問介護、通所介護を保険給付外に
③認知症になると口座が凍結される
家族が銀行の窓口へ行っても手続きができなかったり、家庭裁判所で成年後見人を立てる必要がある場合は手続きに時間がかかり、本人の口座にあるお金はすぐには使えないことがあります。
以上の問題に対して、まずはどのような費用がかかるのか知っておくことが大事です。
また、公的介護保険の改定により自己負担額の増加が想定されるため、お金の準備をしておくと安心ですね。
そして、民間の保険会社には受取人に代わって保険金等を請求できる特約(指定代理請求特約)を用意しているところがあります。
今後、介護保険をお考えの際にご参考にされてみてはいかがでしょうか?
どのような備えが必要なのかわからない方や、ご自身が加入されている保険で補償が十分なのかご不安な方はぜひ弊社へご相談ください。
(営業 中村)