今回は今までと少し違った情報提供です。
まさか私が…
「企業だけではない…今は個人でも狙われる時代!!」
まず初めに、大企業や官公庁だけがサイバー攻撃の標的ではありません。
むしろリスクマネジメントが万全な企業や行政機関を狙うよりも、安全管理が手薄な個人宅のPCを狙った方が手軽に個人情報を奪取できる、これが近年の実情です。
つまり、サイバー攻撃によって利益が得られればその相手は何でもよい、これこそが攻撃者の根本的な目的です。
個人のカード情報や銀行・ネット通販サイトの情報が丸々奪取され、不正利用されたらどうなるでしょうか?
無断で口座からお金が送金されたり、身覚えのない引き落としやサイトログインが頻発します。
個人でもサイバー攻撃を受ければ、経済的な打撃は大きく、日ごろから万全の注意を払いたいところです。
サイバー犯罪(サイバー攻撃)とはどのような犯罪なのか?
簡単に言えば、パソコンやスマホなどを使ってインターネットを介して行われる犯罪です。
昔はコンピュータなどに関する高度な知識や技術を必要としていた為、コンピュータ犯罪やハイテク犯罪などと呼ばれていました。
しかし近年ではパソコンやスマホの普及により様々な犯罪がネットを介して行われるようになりました。
そのため、誰もがサイバー犯罪の被害に遭う危険にさらされているのです。
しかしながら、無差別にサイバー攻撃を仕掛けてくるような犯罪に対しては防御が難しいです。
サイバー攻撃のほとんどの場合、被害者の落ち度に付け込んで発生します。
そのため、インターネットを利用する際に危険を避けるために以下のことに注意することが重要です。
信頼できないサイトへのアクセスはしない
様々なサイトがありますが、中にはサイトを見ただけでウイルスに感染してしまうケースもあります。
感染してしまうと個人情報を奪取されてしまいます。
不審な添付ファイルは開かない
ウイルス感染の多くはメールなどに添付されたファイルを開くことで起こります。
不審なメールには注意しましょう。
偽のアプリをダウンロードしない
近年は偽のアプリをダウンロードすることでウイルスに感染するといった攻撃も増えてきています。
アプリの入手は公式のアプリストアのみを利用したり、事前のレビューをチェックしたりするなどして、問題ないアプリなのか確認してからダウンロードしましょう。
個人情報の公開・入力・送信
個人情報の流出で最も多いのが、自分で個人情報を漏らすということです。
SNSを利用している方は安易な個人情報の公開はしないようにしましょう。
ID・パスワードを第三者へ教えない
今教えてしまうと、個人情報の流出度がかなり上がってしまいます。
定期的なID・パスワード変更がおすすめです。
信用できない相手にクレジットカードの番号を教えない
クレジットカードの番号や有効期限、氏名、生年月日さえわかればサインや暗証番号不用のサービスが増えてきている為、不正利用される危険性が高くなってしまいます。
万が一、サイバー攻撃の被害にあってしまった場合は警察へ相談をしましょう。
その際、被害にあった証拠が必要となります。
サイトのURLや相手とのやり取りをしたメール・スクリーンショットなどあれば準備しておきましょう。
「不正送金被害件数」
セキュリティネクスト参照
(営業 立花)